バナナが絶滅の危機?!

バナナは栄養価が高く、美容にも健康にも良いと言われています。

そのバナナが、なんと絶滅の危機にあるという噂を聞いたので調べてみました。

バナナは栄養価が高く、100グラム(中サイズのバナナ1本)に、これだけの栄養素が含まれています。

たんぱく質・・・シイタケ 2個分
カリウム・・・リンゴ 3.3個分
マグネシウム・・・キウィ 3個分
ビタミンB1・・・ほうれん草 1/3束分
ビタミンB2・・・人参 1/2本分
ビタミンB6・・・納豆 3パック分
ナイアシン・・・あさり 12個分
葉酸・・・ピーマン 3個分
食物繊維・・・レタス 1/4個分
ポリフェノール・・・板チョコ 1.1枚
セロトニン・・・みかん 2個


そして、次のような効果が期待されます。

・肌の新陳代謝を上げ、健康な肌や髪を作る。
・肌の酸化を予防し、潤いや弾力を保つ。
・脂質の燃焼代謝を助け、コレステロールを抑制する。
・便秘を予防し、むくみを解消する。
・子供の発育を助ける。
・カルシウムの吸収を促進し、骨や歯の形成を助ける。
・疲労回復、夏バテを解消する。
・脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病、がんなどを予防する。
・セロトニン生成を助け、心を安定させる。
・イライラを解消し、安眠効果がある。
・アルコールを分解し、頭痛を改善する。

まさに子供からお年寄りまで、必要な栄養が詰まっていますね。

バナナは、日本人が大好きな果物のひとつです。

「日本バナナ輸入組合」の調べによると、バナナは「よく食べる果物」の調査で、11年連続1位を占めています。

日本で消費されるバナナの約80%が、フィリピン産の「ジャイアント・キャベンディッシュ」という品種です。

このキャベンディッシュ種のバナナが、今絶滅の危機にあるというのです。

原因は、「新型パナマ病」という病気で、現在アジアから世界に広まりつつあるそうです。

「パナマ病」はカビの一種で、土壌感染して植物の根から腐らせます。

パナマ病は、かつて1960年代に猛威を振るい、当時人気が高かった「グロスミシェル種」のバナナを世界中から壊滅させました。

その代わりに栽培されうようになったのが、キャベンディッシュ種のバナナなのですが、現在流行している「新型パナマ病」は、このキャベンディッシュ種のバナナを襲っているのです。

しかも特効薬はなく、現在、新種のバナナ開発が急ピッチで進められています。

私もバナナは、ほとんと毎日食べるのですが、最近近所のスーパーのバナナが値上がりしていて、不思議に思っていました。

まさか、バナナが絶滅の危機にあったなんて、ショックです。

私たち消費者にとっても悲しいできごとですが、生産者にとっては大打撃です。

パナマ病に感染した植物は治すことができず、その土壌には40年近く菌が残る可能性があるそうです。

アジアでは、情報不足のために対応が遅れ、新型パナマ病が流行してしまいました。

国連では、中南米に広がる前に病害を食い止めるための方法を模索しています。

早く事態が収束するよう祈るばかりです。


<参考サイト>

世界に広がる「バナナ危機」、新型の伝染病で生産体制崩壊(CNN)
アジア発「パナマ病」、世界のバナナ脅かす(日本経済新聞)
Sumifru(株式会社スミフルジャパン)
バナナ大学(日本バナナ輸入組合)

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